笑いの絶えない職場って魅力的だと思いませんか?
社員同士がギスギスしている職場は暗いし、共通の話題と言えば誰かがやらかした仕事の失敗談ばかり。
誰でも失敗はするのに、それをネタに笑われるのってちょっと違いますよね。
正直、気が滅入ってしまいます。
訪問介護が楽しい理由は要介護4・5の利用者がいない
こんにちは。
在宅一筋、現在訪問介護事業所でヘルパーをしている38歳、既婚女子です。
介護福祉士、ケアマネも持っています!
訪問介護とデイサービスしか経験はないのですが、やっぱり訪問は楽ですね。
特に現在の訪問介護事業所は地域性なのか、要介護4.5の利用者さんがほとんどいないうえ日中勤務しかないので楽で仕方ない!
今まで3つの地域の事業所で働いて、はじめての田舎です。
車移動も道が楽!都内も走っていたので同じ20分の移動でも体力的にも精神的にも楽すぎで車での移動時間は休憩くらいの気持ちで運転してます。
←いいのかなぁ…笑
更に支援は家事支援がほとんど。
身体介護もやりがいがあり好きですが慣れてしまうと家事は最高に楽。
危険も少ないですからね♪
中でも、調理支援で45分のお宅。
家族が洗い物の作業をやってくれて3品作るだけ。
利用者さんもご家族も受け入れが良く、とても気楽に訪問しています。
自分の家族とも一緒に台所に立つことなんてないのに、利用者さんのご家族とわいわい相談しながらメニューを決めて二人で調理なんて楽しすぎます!(^^)!
ちなみに利用者さんは認知症。
作ったそばから魚料理をつまみ食いしてしまい、それもまた笑いになります。
それだけおいしそうに見えて、食べてくれるとまた喜びにもなります。
私にとってはやることがないとか簡単よりも楽しいイコール楽なんですね。
訪問介護が楽しいのは主婦業の延長線上で気を使わない
よく人からは「大変そう」「私にはできない」なと言われることが多いですが、やっぱり介護はそういうイメージなんでしょうかね?
訪問介護は、主婦の方なら誰でも自宅でやっていることを他所のお宅でやっているだけ。
初めての訪問は今でも緊張しますが、利用者さんやご家族とコミュニケーションが取れるようになったらこっちのもの。
いつまでも他人行儀だと相手側にしても気を使うので、礼儀はわきまえつつもラフな気持ちで対応しています。
親しみやすさもヘルパーの技術ですよね?
こっちも半分気楽に接することが出来れば、利用者さんにも余計な気を使わせないはず!
少なからず利用者さんからは「やってもらっている」と感謝の気持ちを持っていますし、ヘルパーも「この人に何をしてあげるのが最善か」と常に考えているはず。
この時点で関係は出来上がっていますね。
(そうでない場合もありますが)
自分の仕事を精一杯やることが利用者さんのためになるのですから、変に気負う物もなく精神的にも楽。
だって、いつもやっている家事をやるだけなんですから。
もちろん身体介護が少ないこと、利用者さんが少ない面も肉体的に楽な部分です。
そして移動時間が幸せすぎる!
田舎ですが観光地の絶景を毎日に見ながら運転。最高の時間です。
もう移動なしの事務所などに閉じこもった仕事できない!って気持ちになっちゃうほどです。
素敵な景色だけで、次のお宅まで気持ちがリフレッシュ。
都会での運転では神経張り巡らして、そうはいきません。
それだけでもこの仕事していてよかったなーと思ってしまいますね。
空き時間も自由なのでカメラ持参することもたびたび。
これ読むだけで「おいおい楽な仕事してんなー」と思われちゃいますね。

訪問介護が楽しくても時給は1400円と高めで週3日勤務
パートで週3~4で時給はケア時間は1,400円。移動や内勤時間は900円弱。
これだけ見れば田舎にしたら高い時給ですが、1日ずっと働いているわけではないので年収にすると80万円ほどになりますね。
パートは利用者さんの人数や状況に左右され、安定しないので毎月バラバラのお給料になっています。
家族を養うのは夫が担当してくれるからできる仕事で、私のお給料は貯金担当程度。
独身時代は都内で夜勤ありのヘルパーで、その時は400万円以上年収があったので、そのくらいあれば十分家族を養えるレベルといえるのではないでしょうか?
若かった私でも、体力ギリギリでしたが(笑
子供も大きくなり、そろそろステップアップして養えるだけ稼ぎたいと、一昨年空いた時間を勉強につぎ込みケアマネージャーの資格を取得。
そこそこ大変でしたが、パートだからこそ勉強時間を獲得できたと思っています。
在籍中の会社では、正社員でケアマネージャーになると320万円ほどのお給料になるので、私が住まいの地域で主婦が稼ぐとなると、これ以上はなかなかありません。
今すぐにはなれないようですが、ケアマネージャーになってもっともっと稼ぎたいです。
今はその一心で仕事に臨んでいます。

訪問介護は楽しくて感謝と笑いに満ちあふれててハマった
20年程前の若者だった私たちの時代は、介護職に就きたい人、就く人は今より何倍もいたように感じます。
私自身は、大した動機もなく、なんとなくやりたいとはじめた仕事でした。
しかし!!同期たちの中でも「人の役に立ちたい!」とボランティア精神ではじめる人は多いですが、そういう人ほど介護の仕事が続かなかったと私は感じています。
なぜだろう??
現実はそんなに甘くないんでしょうね。
対人職ですから、自分の理想には沿ってくれないのが人間です。
そんな理想と現実と戦う場面も出てくるかもしれません。
「介護は仕事です。自分が食うための仕事」私はそう割り切って働いてきたつもりですが、実際働くと楽しくて仕方ありません。
日々いろんな方にお会いします。
十人十色の生活があり、そこに踏み込んでいくのです。
感謝されるどころか、とーーーっても勉強になりますよ。
そして笑いも多い職場ですね。
特に今増え続けている認知症の方との会話は格別です。
楽しくて仕方がないんです。
普通の会話が成り立ちませんからね。
腹がよじれるだけ笑う日も、少なくありません。
思いっきり人材不足の業界です。訪問だろうが施設だろうが日本全国求人だらけの介護業界!本来ならば志さえあれば誰でもできる仕事です。
是非一緒に笑って、人生の最後を迎えてもらいましょうよ。
訪問介護は最高に楽しい仕事!専業主婦の体験談まとめ
- 地域性なのか要介護4・5の利用者さんがいない
- 訪問看護は主婦業の延長線上
- 楽過ぎる訪問介護でもらえる時給は1,400円
- 対人職だから理想と現実のギャップに苦しむこともある
いつまでも他人行儀ではなく、自分からフレンドリーに接していく姿勢は見習わなければなりませんよね。
こういうヘルパーさんが来てくれたら、家の中が明るくなると思いませんか?
