こんにちは!老人ホームで夜勤専任スタッフをしながら勉強し介護福祉士の資格を取得したすみれです。
介護福祉士は国家資格であり、介護職で働く方は必ず取得した方が良い資格。
では、私がどのような過程で資格を取得したのかおさらいしていきますね。
介護福祉士になるには国家資格に合格する必要性がある
ホームヘルパーの資格を取得し、あっという間に3年が経ちました。
思えば3年前、父の他界をきっかけに介護職に興味を抱き介護のプロを目指すようになったんですよね。
父が亡くなった直後は、それはもう途方に暮れてしまった私。
「親孝行はこれっぽっちもしてないのに、なんで突然いなくなってしまうのよ!!」と私には後悔ばかりが残ったんですよね。
生きているときは、「面倒な親父だよ」って逆に毛嫌いしていたぐらいなんですから。
そんなポッカリと空いた気持ちから、介護職へ転職しようと決めたことで再出発できると思えた私。
実際、父が入院していた病院にも介護福祉士の方や看護師の方が忙しくもイキイキと働いている姿がありました。
もちろん、その当時は介護のお仕事に就くなんてこれっぽっちも考えていません。
人の役に立てる素晴らしい仕事があるもんだ、と思い切って転職し始めたホームヘルパー。
介護職の現実は大変な出来事にも多く直面しましたし決して甘くはありません。
オーバーワークを経験しカラダを壊すこともありましたし、いっそのこと介護職を辞めてしまおうかと考えたこともありましたが、利用者様の「ありがとう」の一言や笑顔に支えられ3年間あっと言う間に過ぎた感じがします。
介護のお仕事って、「ありがとう」がダイレクトに跳ね返って来る仕事。
これからも人の役に立てる素晴らしいこの仕事を続けて行きたい軸だけはブレることはありません。
また、先々ケアマネージャーになりたい目標があった私は、介護福祉士の資格は必要不可欠でした。
国家資格を持てば、お給料もアップします。
他にも、自分のモチベーションも上がりますし、会社側や家族の方にも安心感を持っていただけて信頼が得られる資格取得を決めました。
介護福祉士になる要件は実務を3年積めば取得できる仕組
介護福祉士の資格取得すると決め、仕事と勉強の両立が始まりました。
まず介護福祉士を取得するには、実務経験で取得するか養成施設に通い取得する2つのルート。
未経験からホームヘルパー2級の資格を取得した私は、当時も夜勤専任スタッフとして働いており働きながら独学で取得する実務経験のルートで取得するしかありません。
介護の現場で働きながら資格取得を目指せるので、仕事内容に直結することもあり勉強は実際かなり役立ちましたね。
結果的には、モチベーションアップにも繋がっていくだよね。
実務経験で取得する場合は、養成施設や学校に通うより費用が安く済む点が最大のメリットですね。
実務経験で介護福祉士の取得をするには、ホームヘルパー2級を取得後3年間の実務経験が必要。
未経験から介護福祉士を取得となると最短で3年間かかる計算ですよね?
介護福祉士資格試験の申し込みにあたり当時夜勤専任スタッフをしていた私は、まず今まで勤めた訪問介護事業所、有料老人ホームへ実務証明書を発行してもらい3年分の実務経験を持って申し込み。
勉強は、半年くらい前から過去問を繰り返し解いたり教科書の暗記を継続してきました。
勉強自体苦にはならず、意外とスラスラと頭の中に入る内容で助かりました。
やっぱり、現場での知識がダイレクトに活きています。
実技の試験勉強については、3年間の実務経験で身についていることもあり基礎をおさらいする程度。
基礎が頭の中に入っていれば、何も怖いものはありません。
私の場合のように、勤続年数を満たしていれば独学で資格の取得が可能なのが介護福祉士の魅力のひとつでもあります。
間違っても喧嘩別れ的な退職はご法度ですよ。
介護福祉士になるには筆記・実務試験に合格する必要あり
介護福祉士になるにはまず、第1関門で筆記試験に合格しなければなりません。
筆記試験に合格したあと、実技試験の受験資格が与えられる仕組みなんですよね。
ですから最終的に筆記と実技両方合格をもって、介護福祉士の資格が取得できちゃう。
勉強については、このくらい勉強すれば合格する確約はなく、年齢や経験により人それぞれ様々。
私の場合は、試験の半年前から毎日1時間ずつ教科書を中心に勉強をし、最後の1ヶ月くらいは過去問をひたすら繰り返し解くスタイルで勉強をしていきました。
私の知り合いに、予め勉強をすることなく試験に合格したツワモノもいましたね。
これには流石にビックリで拍子抜け。
運が良いのか日頃からの知識なのか?他にも、1ヶ月前から勉強して見事合格した方もいました。
でも、私はしっかり勉強しないとダメなタイプ。
人それぞれで一概には言えませんが、やはり普段から真剣に勉強している方の方が合格しやすい試験と言えるのではないでしょうか?
筆記試験に合格後は、実技試験の受験資格が与えられます。
実技の試験に関しては、普段仕事で取り組んでいることをそのまま行えば合格できるので特別な勉強は行いませんでしたが、過去の実技の問題を参考にする程度。
掛かった費用に関しては、独学でしたので教科書と参考書代で5,000円以内で収まりました。
養成学校や資格講座に申し込むと、受講料が掛かるので費用を抑えるのであれば独学で学ぶのが一番です。
介護福祉士を取得したら御家族からの信用度が激上がり
介護福祉士は、ホームヘルパーや初任者研修・ケアマネージャーと違い、現時点では介護福祉系の資格の中で唯一の国家資格。
ですから、試験に合格して登録を行うことで、国に認められた介護士であると認められることになります。
介護に関する専門的な知識はもちろん、技術の面でもワンランク上と認めてもらえるので会社やご家族からの信頼もメッチャ変わります。
介護福祉士は、介護を必要としている人に寄り添う役割があり、身体的にも精神的にも負担の大きい仕事ですがその分やり甲斐があり達成感も大きいですね。
私自身、介護福祉士の取得をしてモチベーションも上がりましたし、試験勉強を通してより高い知識を習得することができた一人。
周りからの信頼もかなり変わりました。
多少なりとも、子どもとの時間は犠牲になりましたが取得して本当に良かったなぁって思えますもん。
介護福祉士の資格を持っていると、就職や転職時に有利であるため将来的にも安定していくことは間違いありません。
一度取得しておけば、一生通用する資格なので持っていて損はありません。
また介護福祉士を持っていることで、お給料の待遇面でのアップも望めます。
今後もますます介護の事業者が、介護福祉士を持っているスタッフを必要として需要が高まっていくことは間違いないですね。
介護福祉士になるには?受験資格3年と国家試験合格が鍵
- お給料をUPさせるため介護福祉士に挑んだ
- 通算3年の実務経験があれば介護福祉士の受験資格を得れる
- 確実に受かりたく半年前から試験勉強を開始
- 介護福祉士を取得して周りからの信頼度が上がった