皆さんは楽しすぎる職場って経験したことがありますか?
楽しすぎてみんなサビ残しちゃう職場です。
以前勤めていた製造倉庫は24時間シフト制で、夕方シフト勤務者達が終わる22時ぐらいまでサビ残して遊んでた記憶。
部活の延長線上に職場がある感じで、一生ここで働けたらって思った20代の僕でした。
40代エンジニアが介護転職した理由は収入が減った
こんにちわ、永田と申します。
40代の時にシステムエンジニアからディサービスの介護士に転向。
システムエンジニアのキャリアは20年近くありましたが、今回全く畑違いの転職になった理由をお話しします。
転職理由は、長年エンジニアとして社会に貢献してきたものの、毎日終電近くまで拘束される仕事であるのと、歳を重ねるにつれ収入が減少していく職種で、このままま50代まで続けることが厳しいと判断。
家族には最悪の場合、無職になる究極の選択を強いてしまいましたが、「お父さんが私たちの将来を考えての転職だから絶対応援するよ」って背中を押してくれたのがなによりもありがたかった。
最初は定石に従ってハローワーク窓口で相談。
私がハローワークを頼ったのは、他に有効な手段を知らなかったのと、エンジニア職に就いた時もハローワーク経由だった経験からでした。
ハローワークの窓口担当からは、介護職であれば求人は年中出されているので絶対に失業はしない職種でおススメとアドバイスを貰ったので、素直に介護業界を検討した次第。
実際、求人を調べていくと、介護業界と一口で言っても、老人施設から介護施設、病院勤務まで様々な施設があることが分かりました。
職種に至っては、ヘルパーを始め介護士やケアマネージャー、生活相談員と呼ばれるソーシャルワーカーなど様々な人々が働いている。
そんな中、私がディサービスを選んだのは
- ディサービスでは無資格者や未経験者にも門戸が開かれている
- 介護や介助作業的に見ても、介護施設や病院に比べ初心者率が高い
- 土日祝が休みの施設が多く、オンとオフのメリハリが付けやすい
理由で決めました。
給与的には、老人ホームや病院が断然良かったですが、当時の私は介護に関しては素人同然でしたから、無理に給与面だけに注目して未知の職場を決めるにはリスキーすぎると判断しました。
結果として、私はディサービスで介護デビューし、この職場では本当に様々な経験を積ませてもらい感謝してもしきれません。
40代エンジニアは介護転職したが女性ばかりで恐怖
今までとは全く違う業界への転職ですから、本当に未経験で通用するのか?が何よりも心配でしたね。
当時は今ほどスマホやSNSも流行っていませんでしたから、まるで外国にでも行く感覚で生の情報が一切取れない状況でした。
システムエンジニア時代と違い職場には女性ばかりのイメージです。
我が家は娘2人に妻と私ですから、家庭内では孤立無援の私。
ですから、女性特有の職場文化に馴染めるか非常に心配ではありましたね。
介護職は肉体労働が多く体力的にもついていけるのかって不安もついて回りました。
更に言えば、介護実習で体験した移乗時に腰を痛める可能性も不安でしたね。
また、経験ゼロの介護対応でご利用者様に怪我をさせた場合、ご家族に苦情を言われたり訴えられるリスクもあると想定していた私。
もっと言えば、ディサービスではご利用者様の送迎業務を行うので、ペーパードライバーだった私は恐怖でしかありません。
そして何よりも、認知症のご高齢者の相手が務まるかどうか、これが一番の恐怖の源だった記憶。
仕事に就いてもいないのに、考えれば考えるほどマイナスイメージばかりが膨らんでいく…そんな状況でしたね。
当時の得ることができた介護業界ののメディア情報は、3Kなどとどれも暗いイメージばかりです。
ただ、怖がってばかりではダメだと転職活動中はやはり真剣に、面接に進むことができたディサービスではいつ採用の通知が来るのかと、一日千秋の思いで待っていたのを今でも覚えています。
40代エンジニアは介護転職で面接が突破できず苦労
無資格でかつ未経験だった私は、面接時の強みや自己PRが非常に大事だと実感しておりました。
ハローワークで無料開催してくれる面接講座に参加しては、効果的な履歴書類の書き方や、面接のシュミュレーションビデオを見たりしましたが、これと言って役に立つ内容はなかった記憶があります。
転職経験が多い方であれば、参加する価値はない判断でした。
心配だったディサービスの送迎に対応すべく、転職活動中にペーパードライバー講習を並行して受講しました。
もちろん、自費での受講です。
講習だけで6万円ほどかかり失業中の私にとってはイタい出費でしたが、講師がマンツーマンでついてくれてずいぶん役に立ちました。
担当教官には、「これからディサービスに勤務予定だ」と伝えていたので、かなり丁寧な箇所まで指導してくれましたよ。
走行ルートをディサービス付近に設定してくれたのも、私にとっては嬉しいサービスでしたね。
前職のプロジェクトを途中で投げ出して退職した私。
そこからの求職活動は、十分すぎる蓄えがあるにしろ悠長に職探しをするワケにもいかず、相当なプレッシャーを感じていましたね。
応援してくれる娘や妻たちに申し訳ない気持ちで一杯だったのと、20年近く有休もろくに取ることなく働くのが当たり前になっていた私。
求職期間中はヒマを持て余して何をしていいのやらって体験をしました。
ただ、このヒマを持て余して何をすればいいのか分からない体験が、介護士になってから活きて来るとは、この時の私は想像することすらできません。
40代エンジニアは介護転職して自由な時間が確保できた
無資格でかつ未経験だった私が挑んだ介護職への転向劇は、何もないし何も知らない状態からのスタート。
面接の流れが読めるわけでもありませんし、システムエンジニア畑を歩んできた私のカンが働くこともなく厳しい戦いでしたね。
そんな私でしたが、リクナビNEXTて一般転職を扱うサイトで見つけたディサービスに直接突撃。
勢いが認められたのか内定を貰うに至り介護職としてデビューを果たしました。
介護職に転向してよかったのは、システムエンジニア時代には考えられなかったぐらい自分の時間を確保できることですね。
実をいうと、未経験で入職したディサービスでは人手が足りずサビ残当たり前の職場だったんですよね。
それでも、この業界未経験の私は新しい職場での業務を覚えたい一心で、楽しくサビ残ライフを過ごしていました。
それを考慮しても、前職より自由な時間を手にすることができ、週末には2人の娘とデート三昧できるまでになりました。
介護のお仕事ってワークライフバランスが重視出来て、めちゃめちゃ楽しいんですよね。
20年近くスーツで片道2時間も満員電車に揺られながら通勤していた自分が懐かしいですよ。
今ではTシャツ姿で自転車勤務です。
ディサービスでは仕事としてレクリエーションで様々な発表会や催し物を行うには、さすがに驚きましたね。
まさかカラオケで懐メロを歌ってここまでウケるのか?!と当時は驚きの連続です。
介護業界自体、3K職場であるのは事実で仕方ないことですが、介護福祉士やケアマネージャーを取得するごとに、確実にキャリアアップが望める職種でもあります。
上を目指す私たちは、モチベーションは高いので、共にホスピタリティ精神を発揮してこの業界を盛り上げていきませんか?
40代エンジニアが介護転職して分かったことまとめ
- 終電近くまで毎日拘束されるエンジニアに嫌気が刺した
- 介護の職場は女性ばかりのイメージで怖かった
- 無資格かつ未経験では自己アピールしにくかった
- 介護特化のエージェントではなくリクナビNEXT経由で応募
- 介護職はワークライフバランスが重視できるから今は幸せ
あああ